2015-09-17 ​セントライト記念を考える

​ 今週はシルバーウィークに伴って
中央競馬も三日間開催。

すでに日曜メインのローズSは
週初めのレース考察で書いていますが、
月曜日(祝日)のメイン競走である
セントライト記念を考えたいと思います。

まず注目はなんといっても
ダービー2着のサトノラーゼン。

デビュー以降、
一度も馬券圏内を外していない安定感は抜群。

しかしながら3歳秋にして既に10戦。
やや使い詰めているのが個人的に気になっています。

かといって今更キタサンブラックを推したり、
以前の馬主さんが大変なことになっている
ミュゼ軍団の馬をプッシュする気にもなれません。

皐月賞後、裂蹄の影響でダービーを回避し、
満を持してここに駒を進めてきた
ブライトエンブレムの方がよほど
チャンスがありそうな印象。

中山コースは<0.1.0.1>と派手さはないが、
弥生賞・皐月賞の走りを見る限り、
ここは無難にこなすと見ていいでしょう。

そして臨戦過程は気になるものの、
古馬とも互角以上の勝負ができたベルーフは
ここでも無視するのは難しいですね。

馬体重はプラス18キロで臨んだ
小倉記念は古馬相手に2着。
休み明けだったことを考えれば、
上積みは必至。

賞金面で菊花賞への出走基準は十分にクリアしているので
ここで無理はしないでしょうが、この馬の能力を考えれば、
取りこぼすようなことは考えにくいでしょう。

そして中山での実績はないものの、
距離適性を考慮すればタンタアレグリアも
菊花賞へ向けて落とせない1戦。

トライアル競走のここなら買いたいし、
見直したい存在。

そして中山で2戦2勝のレッドライジェルは
非常に不気味な存在感を醸し出しています。
中山2200は4月の山吹賞で経験済み。

その時も殿一気でズバッと決めてみせた脚は
強烈なインパクトを残しました。

このコースを経験している唯一の出走馬でもあります。
一日の長はあるとみていいでしょう。

と、簡単に有力馬について触れてみましたが、
最終的な結論はレースまでに出したいところ。

三日間開催ですので
財布の中身と相談しながら、
シルバーウィークを楽しむことにします。

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