話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2015-07-23 セレクションセール考。
活況のうちに終わった
セレクトセールの余韻もまだ色濃く残る21日の火曜日。
日高地区の牧場を中心とした
セレクションセールが開催されました。
社台グループの良血馬や大手牧場のエース級が
上場されるのが「セレクトセール」なら、
中小・零細・個人牧場のエースが登場するのが
今回の「セレクションセール」です。
今回は来年デビューを迎える1歳馬が
200頭以上登場しました。
どの馬が最高価格でというのは
既に多くの媒体で扱われているので、
ここでは言及しませんが、
今年感じた事を素直に書いていこうと思います。
今年上場されたラインナップのイメージとしては、
「ダートで潰しの効きそうな血統」の馬が
非常に多かったイメージです。
当然、新種牡馬の産駒で未知数の評価という馬も
それなりに上場されていますが、
落札が目立ったのは「ダートで実績がある馬」の仔。
エンパイアメーカー、ヴァーミリアン、
サウスヴィグラス、クロフネ・・・。
芝を走らせてダメなら、ダートでも使える馬の生産が
今の日高地区のトレンドというのは一目瞭然。
ダービー馬のディープブリランテ、
ルーラーシップ、ワークフォースといった
未知数の馬も多数落札されていますが、
あくまでも目立ったのは「潰しの効く馬」の落札。
生産規模・馬主の減少が馬産地に影を落として
かなり久しいですが、
地方競馬との交流競走の充実や、
賞金の高い南関などへの移籍も視野に入れた
馬づくりが今の日高地区を支えていると言っても
過言ではありません。
それに上場された仔馬の父系が
ほとんど「非サンデーのミスプロ系」というのも
このセールの特徴です。
日本競馬に革命を与えた
サンデーサイレンスの登場から20年。
飽和状態とも言えるサンデーサイレンス系の牝馬は
現在大手牧場から有望なもの以外は淘汰され、
日高地区に徐々に流れています。
もちろん牧場の大小を問わず、
サンデー系牝馬には
当然、非サンデー種牡馬が種付けされます。
それ故に非サンデーの
北米チャンピオンサイアーであるエンパイアメーカー、
初年度から重賞勝ち馬を輩出したヴァーミリアン、
ダート短距離の下級条件で
圧倒的なシェアを誇るサウスヴィグラスなどに、
牝馬が集まっているのが現状。
さらに話を飛躍させれば。
「サンデーの孫×サンデーの孫」という
濃厚なインブリードを抱えた馬の上場も
今後は当たり前になってくるでしょう。
当然、大手牧場を中心に非サンデーの種牡馬が
世界から輸入されてくると思いますが、
出来れば割安な内国産の非サンデー種牡馬で
日高地区が盛り上がるような馬が
続々輩出されることが望ましいですよね。
天皇賞(秋)優勝馬のトーセンジョーダンや
馬産地でも評判の良いルーラーシップなど、
血統背景のいい非サンデー種牡馬が続々繁殖入りしています。
日高地区の、いえ、
セレクションセールの救世主になるような
馬が誕生するように期待したいものですし、
馬産地の盛り上がりのためにも
今後のセレクションセールから
ホッコータルマエやモーリスのような
活躍馬が続々誕生することを希望します。
その為に第一歩といえるのが、
今年のセレクションセールだと言われれば、
日高地区にとっても
このセールの重要度が増してくるはずです。
来年はオルフェーヴルやロードカナロアの1歳が
どういう評価を受けるのか、今から楽しみでなりません。
セレクトセールの余韻もまだ色濃く残る21日の火曜日。
日高地区の牧場を中心とした
セレクションセールが開催されました。
社台グループの良血馬や大手牧場のエース級が
上場されるのが「セレクトセール」なら、
中小・零細・個人牧場のエースが登場するのが
今回の「セレクションセール」です。
今回は来年デビューを迎える1歳馬が
200頭以上登場しました。
どの馬が最高価格でというのは
既に多くの媒体で扱われているので、
ここでは言及しませんが、
今年感じた事を素直に書いていこうと思います。
今年上場されたラインナップのイメージとしては、
「ダートで潰しの効きそうな血統」の馬が
非常に多かったイメージです。
当然、新種牡馬の産駒で未知数の評価という馬も
それなりに上場されていますが、
落札が目立ったのは「ダートで実績がある馬」の仔。
エンパイアメーカー、ヴァーミリアン、
サウスヴィグラス、クロフネ・・・。
芝を走らせてダメなら、ダートでも使える馬の生産が
今の日高地区のトレンドというのは一目瞭然。
ダービー馬のディープブリランテ、
ルーラーシップ、ワークフォースといった
未知数の馬も多数落札されていますが、
あくまでも目立ったのは「潰しの効く馬」の落札。
生産規模・馬主の減少が馬産地に影を落として
かなり久しいですが、
地方競馬との交流競走の充実や、
賞金の高い南関などへの移籍も視野に入れた
馬づくりが今の日高地区を支えていると言っても
過言ではありません。
それに上場された仔馬の父系が
ほとんど「非サンデーのミスプロ系」というのも
このセールの特徴です。
日本競馬に革命を与えた
サンデーサイレンスの登場から20年。
飽和状態とも言えるサンデーサイレンス系の牝馬は
現在大手牧場から有望なもの以外は淘汰され、
日高地区に徐々に流れています。
もちろん牧場の大小を問わず、
サンデー系牝馬には
当然、非サンデー種牡馬が種付けされます。
それ故に非サンデーの
北米チャンピオンサイアーであるエンパイアメーカー、
初年度から重賞勝ち馬を輩出したヴァーミリアン、
ダート短距離の下級条件で
圧倒的なシェアを誇るサウスヴィグラスなどに、
牝馬が集まっているのが現状。
さらに話を飛躍させれば。
「サンデーの孫×サンデーの孫」という
濃厚なインブリードを抱えた馬の上場も
今後は当たり前になってくるでしょう。
当然、大手牧場を中心に非サンデーの種牡馬が
世界から輸入されてくると思いますが、
出来れば割安な内国産の非サンデー種牡馬で
日高地区が盛り上がるような馬が
続々輩出されることが望ましいですよね。
天皇賞(秋)優勝馬のトーセンジョーダンや
馬産地でも評判の良いルーラーシップなど、
血統背景のいい非サンデー種牡馬が続々繁殖入りしています。
日高地区の、いえ、
セレクションセールの救世主になるような
馬が誕生するように期待したいものですし、
馬産地の盛り上がりのためにも
今後のセレクションセールから
ホッコータルマエやモーリスのような
活躍馬が続々誕生することを希望します。
その為に第一歩といえるのが、
今年のセレクションセールだと言われれば、
日高地区にとっても
このセールの重要度が増してくるはずです。
来年はオルフェーヴルやロードカナロアの1歳が
どういう評価を受けるのか、今から楽しみでなりません。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
江戸川乱舞の予想が完全無料で見られる!
平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2023年現在19,927,450円
2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円
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11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
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