2015-05-28 ​ラッピング電車

​ 日本ダービーが目前に迫っています。

今年も熱いレースが待ち受けていることに
間違いはないと思うけれど、
その「熱さ」を演出するには、
ダービーの観客も非常に重要。

2年前のダービーでは
第80回という節目ということもあり、
JRAもこれでもかと宣伝しまくっていた。
入場人員はおよそ14万人。

1番人気は皐月賞馬・ロゴタイプではなく、
武さんの乗るキズナ。

キズナという日本人にとって意義深い名前の有力馬の存在。
武豊が久々にG1を勝つかもという期待感。
それらの要因が重なって、
府中に14万人もの人を集めたわけです。

実際、このレースをキズナが勝って、
武さん久々のダービー制覇達成。

2010年以降の武さんの不遇を考えれば劇的な勝利。

多くの競馬ファンにとって感動的な出来事であり、
キズナが今もファンから期待される由縁となったレース。

あれから2年。
今年もJRAはダービーの広告に力を注いでいます。

先日、歴代ダービー馬がラッピングされた山手線の車両に
たまたま乗ったのですが、

「ディープインパクトの仔でダービーを勝てたのは
本当にうれしいです」

という武さんのコメントとともに
キズナの写真が載っているポスターを見た時は感動モノ。

他にもM・デムーロ騎手がネオユニヴァースについて
「レースの度に強くなっているけれど、
これ以上良くなると空を飛んでしまうよ」
と語っていたり・・・。

世代ドンピシャの自分には懐かしくもあります。

デムーロについては
「イタリアのダービーを5回勝つよりも、
日本のダービーを1度勝つ方が嬉しい」
の方が、個人的にはグッときますが、
一般の競馬ファンには伝わりづらいニュアンスかもしれませんね。

ちなみに先日行われたイタリアダービーでは
弟のクリスチャンの方が初のダービー制覇したそうです。

彼も「将来的に日本の通年免許を取りたい」と、
語っているようですから今後が楽しみです。

話を戻しますが、
山手線のダービーの中吊り広告には
シンボリルドルフやアイネスフウジンといった馬も
掲載されています。

東京近郊にお住まいの方は
ラッピング車両に乗る機会もあるかもしれませんね。

ちなみに府中競馬正門前駅を抱える
京王線も同様に新宿駅全体がダービー一色。

ほぼ等身大サイズのウオッカやワンアンドオンリーの写真が
電車にラッピングされていたりします。

こちらはまだ自分も乗っていないので、
ダービーまでに一度乗ってみようと思います。

年に一度のダービー。
今年もまた熱いレースが繰り広げられるでしょう。

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