話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2012-11-14 ​あの天才が勝っていないレース。

​ <p> 秋の京都でマイル戦と言えば、<span class="big-s b red">マイルCS</span>。<br /> もうすぐ30年の歴史を迎えますが、個人的に<span class="b">「荒れるレース」</span>という<br /> イメージが強いです。<br /> </p> <p> <span class="u">恐らくトロットサンダーと、メイショウテゾロで決着した95年のレースが<br /> 印象深いのだと思います。</span><br /> 「開放元年」と呼ばれている年で、中央競馬と地方競馬のそれぞれの垣根が、<br /> 徐々に取り払われ始めた年。<br /> </p> <p> 春には笠松の女王・ライデンリーダーが桜花賞のトライアルレースで<br /> 勝利したことも鮮明ですが、この時のマイルCSを勝ったトロットサンダーも<br /> ○地の馬でした。<br /> </p> <p> 92年の浦和競馬場でデビュー。<br /> 8戦7勝2着1回という好成績を残して、中央競馬場へ移籍。<br /> 移籍後もマイルCS・安田記念を制し、マイル戦は無敗のまま引退します。<br /> </p> <p> 初のG1制覇となった95年のマイルCSでは<br /> 2着に16番人気のメイショウテゾロが入着し、<br /> 馬連が10万4390円という高額配当となったことでも、有名なレースです。<br /> </p> <p> しかし、もう一つ、全く別の理由で有名な事があります。<br /> それは、<span class="red b">あの天才ジョッキー「武豊」が勝っていないレース</span>だという事です。<br /> </p> <p> 御存じのように、ダービー・天皇賞・有馬記念と言ったビッグレースだけでなく、<br /> ムーラン・ド・ロンシャン賞・アベイユ・ド・ロンシャン賞など<br /> 欧州のビッグレースも多数勝っている日本が世界に誇る騎手ですが、<br /> <span class="b">関西圏ではマイルCSと、朝日杯FSだけは未だに勝利がありません</span>。<br /> </p> <p> 2010年3月27日、毎日杯でザタイキに騎乗し落馬。4か月間の休養していましたが、<br /> 現在、多くの競馬ファンに心配されている現在の不調も、<br /> この時の落馬が原因ではないかと言われています。<br /> </p> <p> 本来なら、しっかり最後まで直さなければならなかったのですが、<br /> 無理をおして復帰。完調とは言えない状態での騎乗が響いて、<br /> いいバランスで馬が乗れていないのではないかと考えられています。<br /> </p> <p> 過去に200勝していた頃と比べると、たしかに最近の成績は寂しいものもありますし、<br /> 「G1に乗らない武豊」も決して珍しく無くなってきました。<br /> 仮にG1に乗っていても、期待値の低い馬ばかり。。。<br /> </p> <p> 武豊騎手も今年で43歳。<br /> たしかにアスリートとしては引き際を考える年齢かもしれません。<br /> </p> <p> しかし、<span class="red b">未だに「ジョッキーの代名詞」と言えば<br /> 一般的には「武豊」であることは間違いありませんし</span>、<br /> 実際に地方競馬でも武豊騎手が来るイベントとそうでないイベントでは<br /> 入場者数にかなり違いがあると言います。<br /> </p> <p> それに私のような競馬ファンは、<br /> 毎週毎週あきるほど、武豊騎手が勝っているところしか見ていませんし、<br /> 東西の有力馬を一手に引き受け、<br /> 「武豊で負けたら、しょうがない」とまで関係者に言われる時代がありました。<br /> </p> <p> <span class="b">ある馬主の方も「武豊が乗れる」という言葉はそれだけで、<br /> 距離とかコースとかローテーションを無視して乗せてしまうほどの魅力がある。</span><br /> とまで、今も尚、言わせてしまう説得力があるといいます。<br /> </p> <p> オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦の時、<br /> 池江調教師にエールをと言われ、「俺を乗せろ」と言った時、<br /> 冗談ではあったと思いますが、しかし、彼なら「勝てた」・・・と<br /> 思ってしまったのも事実。<br /> </p> <p> <span class="u">未だにディープインパクトで凱旋門賞に挑戦した時の事を夢に見ると言います。</span><br /> 私もたしかに夢を見るほどではありませんが、オルフェーヴル以上に、<br /> ファンとしても、悔しい結果に終わってしまったのも正直あります。<br /> </p> <p> それだけに、先日にトレイルブレイザーでのブリーダーズカップ挑戦も<br /> 期待していたのですが、トレイルブレイザー自体、順調ではなかっただけにこれもまた、<br /> 残念な結果で終わってしまいました。<br /> </p> <p> よくタブロイド雑誌などで、「武豊が勝てなくなったのは、大牧場のせい」<br /> などという論調を見ますが、それも仕方ないとは思います。<br /> </p> <p> 前述のとおり、武豊騎手もアスリートとしては引き際を考える年齢。<br /> それに予断を許さない北海道の馬産地事情を考慮すれば、<br /> 「勝てるジョッキー」を選択するのは当然かも知れません。<br /> </p> <p> オルフェーヴルの凱旋門賞出走時に、池添騎手からスミヨン騎手に乗り替わったのも、<br /> 北海道の馬産地に世界から人を集めるという観点に立てば、<br /> 必勝を期するものだったはずです。<br /> </p> <p> その昔、トウショウボーイの仔が居れば破産はせずに済んだ時代があったようですが、<br /> 今はそうもいきません。<br /> 競馬会のリーディングカンパニーには世界と戦って頂き、<br /> 個人馬主やオーナーブリーダーの皆様には、なんとか、武豊に馬を回して欲しいなと<br /> 勝手ながら思っております。<br /> 武豊騎手には華がある。<br /> やはり・・・<span class="red b">まだまだ彼には頼らないといけない面が多いように思います</span>。<br /> </p> <p> せめて、国内全G1を制覇するまで、武豊騎手応援してくれる馬主さんを<br /> 私は応援しようと思います。<br /> </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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