話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2012-07-04 ​冠名独特の空気感

​ <p> 今週のギャロップでフジテレビの福原アナウンサーがコラムの中で書いてらっしゃった事。<br /> <br /> 馬の名前。特に冠名について触れていらっしゃいました。<br /> その中で福原アナウンサーは昭和60年、メジロラモーヌが桜花賞を勝った時の話をされています。 </p> <p> その時の着順が<br /> 1着「メジロ」ラモーヌ<br /> 2着「マヤノ」ジョウオ<br /> 3着「マチカネ」エルベ<br /> 4着「レイホー」ソロン<br /> 5着「チュウオー」サリー </p> <p> と全て<span class="b">冠名</span>だったそうです。<br /> 私が生まれてすぐの時代に活躍した冠名が並びますが、「カツ」「ノト」「ポット」「スイート」などの中に1頭だけ<span class="red">「ダイナ」</span>の文字を見つけたそうです。 </p> <p> 今では圧倒的な物量と資金力で活躍する社台系が1頭だけ出ていたそうです。<br /> <span class="b">「ダイナ」フェアリー。</span><br /> <span class="big-s">サマーサスピションやローゼンカバリーのお母さん、彼女だけだったそうです。</span> </p> <p> それが今になればビッグレースには、社台系の馬ばかり並びます。<br /> <span class="big-s"> それが別に悪いと言っている訳ではありません。</span><br /> </p> <p> 自分の競馬人生を振り返っても、好きな馬は社台の馬ばかりですし<br /> やはり社台グループを中心に日本の競馬が世界に通用するようになればと思ってもいます。<br /> </p> <p> しかし今回福原さんのコラムを読んで、<br /> <span class="red">冠名の多さや冠名の持つイメージなども個性があったなぁ</span>と感じ<br /> 少しノスタルジックな気持ちになった事もたしかです。<br /> </p> <p> <span class="b">個人馬主の減少はファンの目線から見ても、時代の変遷を感じるものがあります。</span><br /> 冠名については割と批判的な意見も多いですが<br /> ここまで個人馬主が減ってくると、<span class="big-s u"> 冠名があふれていた時代も面白かったと思うのも人間の感情の機微ではないでしょうか。</span><br /> </p> <p> 例えば「マチカネ」とくればどの馬を思い出しますか?<br /> 私なんかはいわゆる「ダビスタ世代」ですので<br /> 「マチカネ」と言われれば、真っ先に「マチカネイワシミズ」を思い出します。<br /> 種付け料が無料なんですよね。<br /> 今見ればファミリーラインにスターロッチがいる日本土着の血統なんですが<br /> <span class="b">当時はよくわからなかったので、「無料」という響きが妙に面白かったのをハッキリと覚えています。</span><br /> </p> <p> マチカネキンノホシやマチカネタンホイザなど<br /> 「マチカネ軍団」は活躍馬も多くいますが、<br /> ダビスタ世代だと「マチカネイワシミズ」と答える人も多そうです。<br /> </p> <p> 去年解散したメジロ牧場も(これも勝手な思い込みですが)<br /> 「メジロといえば、ステイヤーだよな」とかメジロベイリーやメジロダーリングが聞いたら、<br /> 少しかわいそうなくらいの<span class="red">「メジロ軍団と言えばステイヤー」</span>というイメージが刷り込まれています。 </p> <p> それに今「ビワ」と聞かれて、「ビワハヤヒデ」と答えるか「ビワハイジ」と答えるかで<br /> 競馬ファン歴がわかってしまいそうですね。私はまだ「ビワハヤヒデ」を思い浮かべます。<br /> </p> <p> ちなみにどちらもG1馬ですが、<br /> ビワハイジはブエナビスタやジョワドヴィーヴルの母馬として有名になりつつありますね。<br /> 個人的によく覚えているのが、ビワハイジがエアグルーヴを破って阪神3歳牝馬S(現:阪神JF)を勝った時のことです。<br /> </p> <p> そういえば、あの時代は「また外車(外国産馬)が勝ったか」と、テレビを見ながら言ったのを覚えています。<br /> </p> <p> そう言えば、<span class="b"> 「外車(外国産馬)」</span>も言わなくなりましたね。<br /> ここまで内国産隆盛の時代になれば、<br /> わざわざ外国産の強い馬を買ってくる必要もないということなんでしょうか。<br /> </p> <p> ちょっと話がそれましたが、<br /> これだけ英語以外の外国語でおしゃれな名前(オルフェーヴルやジェンティルドンナなど)が多数いる中で、<br /> たまに見かける「冠名」に声援を送ってみてはいかがでしょうか。<br /> 福原アナウンサーが感じ取った<span class="red">「冠名独特の空気感」</span>が込められているような気がしませんか。<br /> </p> <p> これから何年先も活躍してほしいですが、<br /> あなたにとっても特別な冠名を持った馬がこれから出てくるかもしれません。<br /> </p> <p> 「歌は世につれ世は歌につれ」<br /> </p> <p> <span class="red">冠名というのはそれぞれの競馬ファンの中に生きている往年のヒット曲のようなモノでしょうか。</span> </p> ___SILVER___

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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