2015-01-08 ​ハービンジャー産駒かける期待。

​ 新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
無事（？）年を越せました。


今年の競馬も初週が終わり、
今週は東西でクラシック戦線を占う３歳重賞が行われます。


西ではシンザン記念、東ではフェアリーＳと
今年のクラシックを狙っている馬が参戦してくるでしょうが、
昨年から２歳重賞が増えた影響で、有力馬が分散。

どうも「ハイレベル」とは言い難いメンバーですが、
それでもクラシックに向けてのレースは
盛り上がらないわけがありません。個人的に。


去年のフェアリーＳで２着だったニシノアカツキは
後に17番人気でオークスに参戦し４着。
遊びで買った複勝が当たるんじゃないかと
ワクワクしたりもしましたが、
何が起こるかわからないのが競馬。

「ハイレベルじゃない」と言ってしまった後ですが、
もちろん（お宝ホース）が存在する可能性もあるので、
しっかりチェックしなきゃですが・・・。


それに一つ、個人的に注目しているのが、
社台グループが鳴り物入りで導入したハービンジャー産駒が
何頭クラシックに乗れるのかどうかということ。

いや、余計なお世話といえば余計なお世話ですが、
ハービンジャー産駒はトーセンバジル、ベルーフが２勝。

これを中心に
フローレスダンサーやスワーヴジョージが続いている感じ。
当初の期待に添える結果なのかどうかはわかりませんが、
今の賞金ラインでは２勝しただけでは
クラシックに出るのは相当厳しいでしょう。

まさに春までにいくら賞金を加算できるかが、
ハービンジャーにとっての勝負。
トーセンバジルとベルーフは
なんとか出走ラインに立てそうですが、
他は相当頑張らないと厳しいでしょう。


逆に本当に凄いのがディープインパクト産駒。
過去の繁殖レベルと比べても決して高いとはいえない構成ですが、
それでもＧ１を取ってクラシック候補を何頭も出しているのは立派。

Ｇ１を取った２頭以外にも
アヴニールマルシェ、シャイニングレイなど有力馬がわんさか。
江戸川がＰＯＧで指名しているエイムハイも
先週のジュニアカップで勝ちに等しい内容の競馬。
トランセンドの近親だけに今後が楽しみなところです。


そう考えると、国内トップクラスの繁殖を集めただけに
ハービンジャー産駒のこの成績はやや寂しいものです。

今年のクラシック戦線を盛り上げるためにも
もう少し、頑張ってもらいたいものです。

なんにせよ、クラシックが盛り上がらないことには、
競馬が盛り上がらないわけですから。
去年の３歳馬も最後にトゥザワールドが
有馬記念で頑張っただけでもう一つ満足できない結果。

ジェンティルドンナもジャスタウェイもいなくなった今、
スターホースの誕生は競馬界にとって
避けては通れないテーマです。


２月にはキズナの復帰もありますが、今年すでに５歳。
年末には引退の話も出ているようですし・・・。
とにかく苦戦を強いられている
ハービンジャー産駒の中に活路を見出したいところですね。

ハープスター自身も同馬の実力もさる事ながら
ディープの仔、ベガの孫という血統背景も話題になりました。

90年代00年代に活躍した馬に数多く種付けしている
ハービンジャー産駒の中からスター候補が誕生することを
心の底から願っている新春であります。

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