話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2014-12-11 受難の世代
正直、疑問符がつく。
今年の3歳クラシックも
なかなかレベルが低かったけれど、
今の2歳もそこまで高くないだろう・・・
と思っている。
現4歳は
「キズナとエピファネイアが抜けている」と、
何度も書いたけど、
現3歳・2歳は抜けた馬もいない。
2010年 キズナ・エピファネイア(現4歳)
2011年 ワンアンドオンリー・イスラボニータ(現3歳)
2012年 (現2歳)
それぞれの馬が生まれた年をとりあえず並べてみた。
今度は種付けした年を並べてみると・・・
2009年 キズナ・エ ピファネイア(現4歳)
2010年 ワンアンドオンリー・イスラボニータ(現3歳)
2011年 (現2歳)
こんな感じになる。
キズナはディープインパクトの3世代目。
キズナが生まれた年の夏に
ディープインパクト初年度産駒がデビューしていて、
今の快進撃の礎が築かれた。
2009年以前はとにかく
「史上最強馬」という価値だけで
繁殖牝馬が集まってきたけれど、
キズナやワンアンドオンリーが
種付けされたり生まれたりしていた頃は
日本国内のサンデーサイレンス系の
トップクラスの繁殖牝馬が
こぞってチチカステナンゴや
ハービンジャーを付けまくっていた。
非サンデーサイレンス系繁殖牝馬には
ゼンノロブロイや
キングカメハメハが人気だった。
ペルーサやロードカナロアが
この頃に生まれている。
つまり生産者にとって
ディープインパクトへの価値が薄まってきた頃に
種付けされた世代が今の3歳と2歳の世代。
2011年春に種付けされた馬が今の3歳馬だけど、
ディープインパクト産駒はその頃、
初めてマルセリーナがG1を勝ったばかり。
牡馬ではオルフェーヴルが
皐月賞を圧勝していた頃だ。
つまり史上最強馬という価値だけで種付けした
ディープインパクト産駒が走るのは分かった。
G1も勝ったし、重賞 も勝ちまくった。
「でも今年(2011年)は
ハービンジャーを付けてしまった。
来年(2012年)はまた
ディープインパクトを付けよう。」
という意識に生産者側がなったのも
無理はないだろう。
つまりマルセリーナを始めとする
ディープインパクト産駒が
活躍するようになったのを見て、
再びディープインパクトを交配した馬が
デビューする来年以降は
ハイレベルな世代になると期待が持てる。
サンデー系牝馬にこぞってハービンジャーや
チチカステナンゴを付けて
どんな馬が生まれてくるかを実験する期間は
終了したと言える。
日本最大手の社台グループは
ディー プインパクトに付けられる牝馬を
世界中から買っているし、
有り余るサンデー系の良質な牝馬や
長年培ってきたかまど馬に
付けられる種牡馬を集めている。
そこで居場所がなくなった繁殖馬が軒並み、
日高を中心とした牧場に流出している。
日本競馬全体のレベルが底上げされているのが現状。
つまり今は壮大な実験期間の過渡期。
レースになれば
人気を集めるディープインパクト産駒が
阪神JFに1頭、朝日杯FSに2頭しか登録がない。
少なくともこの世代までは
ディープインパクト産駒にとって受難の世代だ。
高速・瞬発力・軽い芝などのキーワードが踊る
ディープインパクトにマッチした馬場で
ビッグレースが行われるが、
今年の2歳ではディープインパクト産駒の大物は
期待できないだろう。
ハイレベルな繁殖が軒並み、
ハービンジャーなどの新種牡馬に回っているせいだ。
ここ数年はスター不在のG1やクラシックが
続く事になるだろう。
そんな事を考えながら、
2週続く2歳G1を見守っている。
今年の3歳クラシックも
なかなかレベルが低かったけれど、
今の2歳もそこまで高くないだろう・・・
と思っている。
現4歳は
「キズナとエピファネイアが抜けている」と、
何度も書いたけど、
現3歳・2歳は抜けた馬もいない。
2010年 キズナ・エピファネイア(現4歳)
2011年 ワンアンドオンリー・イスラボニータ(現3歳)
2012年 (現2歳)
それぞれの馬が生まれた年をとりあえず並べてみた。
今度は種付けした年を並べてみると・・・
2009年 キズナ・エ ピファネイア(現4歳)
2010年 ワンアンドオンリー・イスラボニータ(現3歳)
2011年 (現2歳)
こんな感じになる。
キズナはディープインパクトの3世代目。
キズナが生まれた年の夏に
ディープインパクト初年度産駒がデビューしていて、
今の快進撃の礎が築かれた。
2009年以前はとにかく
「史上最強馬」という価値だけで
繁殖牝馬が集まってきたけれど、
キズナやワンアンドオンリーが
種付けされたり生まれたりしていた頃は
日本国内のサンデーサイレンス系の
トップクラスの繁殖牝馬が
こぞってチチカステナンゴや
ハービンジャーを付けまくっていた。
非サンデーサイレンス系繁殖牝馬には
ゼンノロブロイや
キングカメハメハが人気だった。
ペルーサやロードカナロアが
この頃に生まれている。
つまり生産者にとって
ディープインパクトへの価値が薄まってきた頃に
種付けされた世代が今の3歳と2歳の世代。
2011年春に種付けされた馬が今の3歳馬だけど、
ディープインパクト産駒はその頃、
初めてマルセリーナがG1を勝ったばかり。
牡馬ではオルフェーヴルが
皐月賞を圧勝していた頃だ。
つまり史上最強馬という価値だけで種付けした
ディープインパクト産駒が走るのは分かった。
G1も勝ったし、重賞 も勝ちまくった。
「でも今年(2011年)は
ハービンジャーを付けてしまった。
来年(2012年)はまた
ディープインパクトを付けよう。」
という意識に生産者側がなったのも
無理はないだろう。
つまりマルセリーナを始めとする
ディープインパクト産駒が
活躍するようになったのを見て、
再びディープインパクトを交配した馬が
デビューする来年以降は
ハイレベルな世代になると期待が持てる。
サンデー系牝馬にこぞってハービンジャーや
チチカステナンゴを付けて
どんな馬が生まれてくるかを実験する期間は
終了したと言える。
日本最大手の社台グループは
ディー プインパクトに付けられる牝馬を
世界中から買っているし、
有り余るサンデー系の良質な牝馬や
長年培ってきたかまど馬に
付けられる種牡馬を集めている。
そこで居場所がなくなった繁殖馬が軒並み、
日高を中心とした牧場に流出している。
日本競馬全体のレベルが底上げされているのが現状。
つまり今は壮大な実験期間の過渡期。
レースになれば
人気を集めるディープインパクト産駒が
阪神JFに1頭、朝日杯FSに2頭しか登録がない。
少なくともこの世代までは
ディープインパクト産駒にとって受難の世代だ。
高速・瞬発力・軽い芝などのキーワードが踊る
ディープインパクトにマッチした馬場で
ビッグレースが行われるが、
今年の2歳ではディープインパクト産駒の大物は
期待できないだろう。
ハイレベルな繁殖が軒並み、
ハービンジャーなどの新種牡馬に回っているせいだ。
ここ数年はスター不在のG1やクラシックが
続く事になるだろう。
そんな事を考えながら、
2週続く2歳G1を見守っている。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
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初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
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11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
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