話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2014-11-13 若者の競馬離れ
「若者の○○離れ」という言葉を聞いたことはありますか?
よく聞く用法としては、「若者の新聞離れ」「若者のクルマ離れ」
「若者の酒離れ」「若者のマイホーム離れ」が多いでしょうか。
たしかに車を乗り回して、毎朝新聞を読み、仕事が終わったら呑みに行って、
休日はローンで買ったマイホームの縁側で活字を追いかける。
一昔前までは標準的だった行動が今では、標準ではなくなってきています。
車が必要な田舎は別としても、新聞はネットのニュースで事が足り、
面倒な上司や同僚と酒を呑みに行くのを嫌い、
ローンを組めるほど将来の見通しも立ってないし、
活字を読む暇があれば、ネットで気の合う人たちと通じ合う。
時代が違うのだから、人間の行動パターンも違ってくると言われればそれまでですが、
少なくとも「若者の競馬離れ」は防ぎたいと個人的に考えています。
JRAの取り組みであったり、インターネットの発達、競馬のサブカルチャー化など、
ここ約25年ほどで競馬は目まぐるしく健全化の一途をたどっています。
たしかに売り上げだけで見れば全盛期の半分しかないのかもしれません。
しかし、馬事文化をもっと定着させていくことが出来れば、
10年先も20年先も競馬を楽しむことが出来ますし、
お隣の韓国のように競馬に力を入れている新興国が今以上に増えれば、
国際競走がもっと活気的になって、凱旋門賞のようにテレビ中継が入って、
もっともっと競馬の魅力がたくさんの人に伝わるかもしれません。
サッカーを見ても、強い国は自国のリーグが強固なように、
競馬も自国のレベルが高ければ、世界と十分に渡り合っていけます。
少なくともアジア・オセアニア地区では日本競馬がダントツに強いはずです。(願望です。)
世界に誇れる競馬場や馬事文化があるのに、
これを廃らせる手はないと私は考えています。
このレベルを維持するには新規のファンが必要不可欠で、
「若者の競馬離れ」を何としても防がなくてはいけないのです。
競馬ファンの高齢化も叫ばれて久しいですし、
どんどん新しい世代へ競馬の魅力を伝えていかなければいけません。
そんな中、ダービースタリオンの最新作が近々出るという話を聞きました。
ダービースタリオンは90年代に「ダビスタブーム」と後に言われるくらい爆発的に流行ったゲーム。
江戸川世代の競馬ファンで「ダビスタが競馬への入口だった」という人は
9割近いんじゃないかというくらい、盛り上がってました。
今回の発売でまたあの時のようなブームが引き起こせるかどうかはわかりませんが、
(馬券は買っちゃだめだけど)10代や20代前半の若い層へいい形で
波及していってほしいと思ってます。
妖怪ウォッチくらいブームになってくれるとむこう30年は競馬が安泰な気もしますが、
若い層へ競馬をアピールすることは間違いなく重要です。
競馬は血統のスポーツでもありますから、
競馬を見始めた頃に走っていた馬の仔が命を繋ぎ、
数年後にまた姿と形を違えて、その馬(の面影)に遭う事があります。
「あの馬の仔や孫が走っている」という感慨深い気持ちは
ある程度競馬と付き合ってきたから味わえる、
的中とはまた違う感動です。
きっとこのコラムをを読んでいる方の中にもある日、
たまたま見かけた血統表の馬名で、
懐かしい思い出がよみがえってくることはありませんか?
私はあります。
20年近く競馬をやっていると、毎日とはいいませんが、毎週あります。
多い時だと週末の午前中と午後に3回ずつくらいそんな気持ちになります。
とくに今は内国産馬のレベルが上がってきていたり、
世界中から名牝が日本に集まっているので、
大牧場で溢れた良質な牝馬が中小の生産者に流れていき、
生産レベルの底上げがなされています。
活躍した名牝の仔や孫が活躍する例も
十数年前と比べれば増えてきたように感じます。
つまり日本競馬で走った馬の血がいいカタチで
つながりやすくなったと言えるのではないでしょうか?
今週、エリザベス女王杯を走るメイショウマンボの祖母・メイショウアヤメも
牝馬重賞で2着になるなど、現役時代活躍しましたし、(その時の1着馬が好きでした)
ショウナンパンドラの祖母ゴールデンサッシュはステイゴールドの母。
ステイゴールドは今でこそ大種牡馬ですが、現役当時はなかなかG1を勝てない善戦マン。
そんな彼をいつも応援していました。
10年後、20年後にはメイショウマンボの仔や一大牝系となるであろう
ゴールデンサッシュの血を引くショウナンパンドラの仔に出会えることがきっとできるはずです。
その為には10年後、20年後にも競馬は存在し続けていかなければなりません。
特に牝馬は牡馬と違い何十頭や何百頭も命を紡ぐことはできません。
牝馬限定のビッグレースがあるたびに、彼女たちの仔や孫の活躍を見る為に、
「若者の競馬離れ」を引き起こしてはいけないと痛感しています。
よく聞く用法としては、「若者の新聞離れ」「若者のクルマ離れ」
「若者の酒離れ」「若者のマイホーム離れ」が多いでしょうか。
たしかに車を乗り回して、毎朝新聞を読み、仕事が終わったら呑みに行って、
休日はローンで買ったマイホームの縁側で活字を追いかける。
一昔前までは標準的だった行動が今では、標準ではなくなってきています。
車が必要な田舎は別としても、新聞はネットのニュースで事が足り、
面倒な上司や同僚と酒を呑みに行くのを嫌い、
ローンを組めるほど将来の見通しも立ってないし、
活字を読む暇があれば、ネットで気の合う人たちと通じ合う。
時代が違うのだから、人間の行動パターンも違ってくると言われればそれまでですが、
少なくとも「若者の競馬離れ」は防ぎたいと個人的に考えています。
JRAの取り組みであったり、インターネットの発達、競馬のサブカルチャー化など、
ここ約25年ほどで競馬は目まぐるしく健全化の一途をたどっています。
たしかに売り上げだけで見れば全盛期の半分しかないのかもしれません。
しかし、馬事文化をもっと定着させていくことが出来れば、
10年先も20年先も競馬を楽しむことが出来ますし、
お隣の韓国のように競馬に力を入れている新興国が今以上に増えれば、
国際競走がもっと活気的になって、凱旋門賞のようにテレビ中継が入って、
もっともっと競馬の魅力がたくさんの人に伝わるかもしれません。
サッカーを見ても、強い国は自国のリーグが強固なように、
競馬も自国のレベルが高ければ、世界と十分に渡り合っていけます。
少なくともアジア・オセアニア地区では日本競馬がダントツに強いはずです。(願望です。)
世界に誇れる競馬場や馬事文化があるのに、
これを廃らせる手はないと私は考えています。
このレベルを維持するには新規のファンが必要不可欠で、
「若者の競馬離れ」を何としても防がなくてはいけないのです。
競馬ファンの高齢化も叫ばれて久しいですし、
どんどん新しい世代へ競馬の魅力を伝えていかなければいけません。
そんな中、ダービースタリオンの最新作が近々出るという話を聞きました。
ダービースタリオンは90年代に「ダビスタブーム」と後に言われるくらい爆発的に流行ったゲーム。
江戸川世代の競馬ファンで「ダビスタが競馬への入口だった」という人は
9割近いんじゃないかというくらい、盛り上がってました。
今回の発売でまたあの時のようなブームが引き起こせるかどうかはわかりませんが、
(馬券は買っちゃだめだけど)10代や20代前半の若い層へいい形で
波及していってほしいと思ってます。
妖怪ウォッチくらいブームになってくれるとむこう30年は競馬が安泰な気もしますが、
若い層へ競馬をアピールすることは間違いなく重要です。
競馬は血統のスポーツでもありますから、
競馬を見始めた頃に走っていた馬の仔が命を繋ぎ、
数年後にまた姿と形を違えて、その馬(の面影)に遭う事があります。
「あの馬の仔や孫が走っている」という感慨深い気持ちは
ある程度競馬と付き合ってきたから味わえる、
的中とはまた違う感動です。
きっとこのコラムをを読んでいる方の中にもある日、
たまたま見かけた血統表の馬名で、
懐かしい思い出がよみがえってくることはありませんか?
私はあります。
20年近く競馬をやっていると、毎日とはいいませんが、毎週あります。
多い時だと週末の午前中と午後に3回ずつくらいそんな気持ちになります。
とくに今は内国産馬のレベルが上がってきていたり、
世界中から名牝が日本に集まっているので、
大牧場で溢れた良質な牝馬が中小の生産者に流れていき、
生産レベルの底上げがなされています。
活躍した名牝の仔や孫が活躍する例も
十数年前と比べれば増えてきたように感じます。
つまり日本競馬で走った馬の血がいいカタチで
つながりやすくなったと言えるのではないでしょうか?
今週、エリザベス女王杯を走るメイショウマンボの祖母・メイショウアヤメも
牝馬重賞で2着になるなど、現役時代活躍しましたし、(その時の1着馬が好きでした)
ショウナンパンドラの祖母ゴールデンサッシュはステイゴールドの母。
ステイゴールドは今でこそ大種牡馬ですが、現役当時はなかなかG1を勝てない善戦マン。
そんな彼をいつも応援していました。
10年後、20年後にはメイショウマンボの仔や一大牝系となるであろう
ゴールデンサッシュの血を引くショウナンパンドラの仔に出会えることがきっとできるはずです。
その為には10年後、20年後にも競馬は存在し続けていかなければなりません。
特に牝馬は牡馬と違い何十頭や何百頭も命を紡ぐことはできません。
牝馬限定のビッグレースがあるたびに、彼女たちの仔や孫の活躍を見る為に、
「若者の競馬離れ」を引き起こしてはいけないと痛感しています。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
江戸川乱舞の予想が完全無料で見られる!
平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2023年現在19,927,450円
2024年現在20,137,700円
2022年現在24,393,950円
2024年現在20,137,700円
2022年現在24,393,950円
11月23日(土) 京都11R
【江戸川】獲得金:19,500円
【ウマテラス】獲得金:7,800円
合計:27,300円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
の予想を無料でお届けします!
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