2014-10-09 ​ＰＯＧをやってみる、その４

​ 凱旋門賞の話をしようかと思ったのですが、止めておきます。
今年の凱旋門賞制覇を心から願っていなかった人間でもあるので。
来年以降に期待しましょう。

今週は動きのあった江戸川のＰＯＧの話をしますね。

競馬をやっている人であれば、耳にしたことがあるはずな「ＰＯＧ」。
ペーパーオーナーゲームの略称ですね。

参加者が仮想馬主として競走馬を選択し、その競走成績によって
得られた賞金などをポイントに置き換えて競うゲームである。（wikipedia参照）

「江戸川のＰＯＧがどうなっていくかはコラムにてご報告していきます。」
としていたので、今回もそのお話です。

（ＪＲＡ－ＶＡＮで開催してるやつです。
今からでも参加可能なので挑戦してはどうでしょう？）


そこでまず、現在の指名状況の確認から。

キャプテンシップ（父ノボジャック母ゴッドエンジェル）
ドラゴンストーム（父ハーツクライ母ストームホイッスル）
フローレスダンサー （父ハービンジャー母ダンスインザムード）
ミュゼメルノワール（父スウェプトオーヴァーボード母オメガスターライト）
ロッソマドンナ（父スクリーンヒーロー母カウントオンミー）
ヴァンガードシチー（父シンボリクリスエス母シャイニングスルー）
エイムハイ（父ディープインパクト母サンドリオン）
母クリムゾンフレア12（父エンパイアメーカー）
母ミスジョーカー12（父ステイゴールド）
母ムードインディゴ12（父キングカメハメハ）

前回から入れ替わったのがエイムハイ、母ムードインディゴですかね。

エイムハイは現在のところ、
江戸川指名馬の中で唯一のディープインパクト産駒で
近親にドバイＷＣ２着などダートで活躍した
トランセンドがいるノースヒルズのお馬さん。


とにかくディープインパクト産駒が欲しくて指名した感じです。
ノースヒルズを応援してるんで、それも指名した理由です。


そしてキングカメハメハ産駒が
指名馬の中に居ない事にも気づいていろいろ探してたら、
好きだったダンスインザダークが母系にいる
府中牝馬Ｓ勝ち馬ムードインディゴの仔を発見。


コテコテの「金子馬」ということもあり、とりあえず指名しました。

ただ、もしかするとこの２頭は気分でまた指名を変えてしまうかも。
なんとも浮気性な男であります。

すでにキャプテンシップ、フローレスダンサーが勝ち上がっていますが、
先週土曜日の阪神・ヤマボウシ賞でキャプテンシップが快勝。
江戸川指名馬初の２勝目を上げてくれました。


しかも今年の２歳戦線初のダート特別戦での快勝劇。
素晴らしいの一言です。

中央競馬では日本ダービーを中心にレースを組んでいる為、
２～３歳戦のダート競走は非常に少ないんです。

基本的に３歳春ごろまでにダートで２勝できる馬は
古馬になっても1600万～重賞戦線で活躍できるくらいのハイレベルな馬達。

２歳戦が始まって、しかもダートで２勝目を上げてくれるのは、
本当にうれしい限りです。


初戦は持ち前の速さを活かして先行。
楽々押し切る強い競馬を見せましたが、今回はやや立ち遅れて後方からの競馬。

「おいおい」とちょっと焦りましたが、３コーナーから徐々に進出し、
岩田騎手がムチを一発入れたところで急加速。

直線の坂を上りきったところで、先行する馬をとらえ、
１馬身以上の着差をつけ楽勝。

「これは強いな」と、ひいき目なしに見てしまいました。

レース後も岩田騎手が
「砂を被って嫌がっていたけれど、抜け出してからの反応がいい。
遊んで走っているし1800くらいの方が競馬がしやすい」と語っていました。

調教も抜群に動くし、
新馬勝ちの時も岩田騎手が「まだまだ良くなる」と評価していただけに
これからが楽しみです。

次走は門別の北海道２歳優駿。来月６日です。待望の1800ｍ戦。

ＪＲＡ－ＶＡＮのＰＯＧでは地方競馬の成績はポイントに加算されませんが、
それでも勲章は欲しいし、暮れの川﨑、世代頂点を決める全日本２歳優駿でも
活躍してほしいです。

そもそもこの馬は何度かこのコラムで扱っていたメイレディの弟。
江戸川が好きだったジェニュイン産駒の最終世代・兵庫ダービー馬です。

そのメイレディに注目していた縁もあって、
今回キャプテンシップを指名することが出来ました。

馬券だけではない楽しみ方が出来るのも競馬の良いところですし、
ＰＯＧという楽しみ方ができるのも競馬がブラッドスポーツたる由縁です。

「競走馬ふるさと案内所」というホームページの重賞ウイナーレポートのコーナーの中で、

２年前ル・プランタン賞（佐賀）を制した時のメイレディの記事が載っています。

メイレディの母・ゴッドエンジェルの写真が掲載されているのですが、
そのゴッドエンジェルの傍らにいるかわいい仔馬がキャプテンシップ。

猛々しく走る今の姿からは想像できませんが、
来年のＰＯＧ期間終了後も注目していきたいと思っています。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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