2014-10-02 ​とにかく無事に・・・

​ 今週末に迫った凱旋門賞。

いろんなところで話題になっているんで、
取り立てて私から言う事は無いのですが、

ゴールドシップにしても、ジャスタウェイにしても、ハープスターにしても、
共通しているのは「サンデーサイレンスの孫」というトコロ。

ゴールドシップの父：ステイゴールド
ジャスタウェイの父：ハーツクライ
ハープスターの父：ディープインパクト

この３頭の父の現役時代を知っている江戸川は、
彼らの仔が凱旋門賞という舞台で
日本の国旗を背負って戦ってくれることは非常に嬉しいし、

日本の競馬ファンとして、
凱旋門賞の歴史に風穴を空けてくれることを期待して止まない。

ただ、これまでも言ってきたことですが、
願わくば、凱旋門賞を勝つジョッキーは
武豊であって欲しいという気持ちは非常に強い。

別に武豊信者ではないけれど、
彼が競馬界を引っ張ってきたことは間違いないし、
競馬と言う興行（エンターテイメント）を考えれば、

武さんが勝って、いろんな競馬以外のマスコミに露出することが
日本の馬事文化を普及させる
最善かつ最良の一手であると信じているからでもあります。

「武さんが、ディープインパクト産駒のキズナに跨って凱旋門賞を勝つ」

このシナリオこそが、一般のマスコミに
取り上げてもらいやすいネタであることに違いはありませんから。

だからこそ、オルフェーヴルでもダメだったんだから、
来年の武さんの順番まで「凱旋門賞初勝利」という記録は
お預けでもいいのかなと、不謹慎な事を考えています。

ただし、勝負事ですから、
勝てる時に勝っておかなければならないこともあるでしょう。

馬券もそう。

獲れる時にとっておかないと後でより
痛い目に遭うということがありそうですから。。。

ただ、勝ってほしいという想いとともに、
日本馬３頭には勝ち負けとは関係なく、
無事に帰ってきてほしいという想いがあるのも事実。

とにかく、日本馬はこれまで幾多のスターホースを
海外に送り出してきていますが、

無事に帰ってきて、これまで通りのパフォーマンスを披露するのは、
最近ではなんだか当たり前のようになってきていますが、
未だにホクトベガの記憶（トラウマ）は忘れられません。

もちろん、ホクトベガの悲しい経験があるからこそ、
今の日本馬の活躍があるのだと思いますが、
とにかく無事に帰ってきてほしいですね。

そういえば、サクラローレルだって
凱旋門賞の前哨戦のフォワ賞で故障を発生し、
凱旋門賞を挑戦を諦めなければなりませんでした。


先日見かけた記事で典さんが
パートナーのゴールドシップについて聞かれた記事で、

何度も「まずは無事に行って帰ってくることが一番」
と語ったというものを見ました。

（サクラローレルの欧州遠征は武さんが跨っていましたが）
ホクトベガ、サクラローレルは横山典さんが跨って活躍していた名馬。

ゴールドシップもジャスタウェイもハープスターも
日本競馬の歴史に残る名馬。

その３頭が挑戦する凱旋門賞に注目が集まっていますが、
「まずは無事に」そんな想いで今年も江戸川乱舞は凱旋門賞を迎えそうです。
 

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