話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2014-09-18 いつか見た景色。いつか見る景色。
毎年、凱旋門賞に参戦する日本馬が出てきて、
ヨーロッパの陣営が必要以上に警戒して、
日本中が凱旋門賞発走前から「勝つのでは?」とドキドキワクワクする。
そして各国で行われる前哨戦の結果に一喜一憂する。
「○○が負けた」「○○が回避する」という
欧州の有力馬の動向に耳目を傾け、「これなら勝てる」と確信する。
多くの競馬ファンがそうだったかもしれないし、
江戸川自身も間違いなくそうだった。
昨年、一昨年の江戸川も「ライバルはこれかなぁ」
なんて思いながら凱旋門賞を眺めていても、心のどこかで、
「ついに勝てるんじゃないか」とドキドキワクワクしていた。
実際、オルフェーヴルが凱旋門賞に初めて挑戦したときも、
ゴール前の1Fまでは「勝った」と思ったし、
去年もキズナがニエユ賞で
イギリスダービー馬・ルーラーオブザワールドを下した時も、
オルフェーヴルがフォワ賞で楽勝した時も
「今年は勝てる」と思ってしまったけれど、
蓋を開けてみれば、トレヴに圧勝されてしまった。
今年もすでにご存じのとおり3頭の日本馬が出走します。
それに伴って、
ヨーロッパの競馬情報も漏れ伝わってきてます。
昨年日本競馬ファンのすべての希望を打ち破り圧勝したトレヴは
古馬になってからパッとせず、前哨戦もさっぱり。
ドイツダービーを圧勝して、
日本でも話題になったシーザムーンは故障して引退。
アイルランドの馬だけど、
アイルランドとイギリスの2か国のダービーを勝った
名前がオーストラリアという複雑な名前の馬も結果的に回避。
ブックメーカーによっては
敗戦続きのトレヴが一番人気になっているところもあり、まさに混戦状態。
欧州人から見れば未知数の日本馬がどんどん人気を集め始めている状況。
しかし彼らはどんな目で日本馬を見ているのだろう?
ハープスター → 薬で凱旋門賞を失格になった馬の仔。
ゴールドシップ → 今年もきた「ステゴ×マック」とかいう極東の謎血統。
ジャスタウェイ → 欧州の競馬ファン「母父トニービン?懐かしいな!」
きっとこんな印象だろう(かなり主観)
しかし、日本の競馬ファンはそんなことはお構いなしに、今年も期待する。
「世界一のジャスタウェイがいるし」
「重い馬場はゴールドシップ得意だし」
「ハープスターは3歳で斤量軽い」
いつか見た景色。
去年もこんな景色だった気がする。
フランスのスポーツ紙も
凱旋門の前を勇敢に駆けるオルフェーヴルの写真をカラーで掲載していた。
毎年「今年こそ極東の島国に欧州の誇り・凱旋門賞を持って行かれる」と
覚悟を決める欧州の競馬ファンもこの盛り上がりは
精神衛生上よくないのかもしれないけれど、
「今年こそ勝てるかも」と興奮を絶頂に持って行って、
悲しい現実を突きつけられるという
日本の競馬ファンもこの盛り上がりは精神衛生上よくない。
今年も凱旋門賞制覇を期待している江戸川乱舞だけれど、
あえて過剰な期待はせずにクールに紳士的に今年の凱旋門賞を眺めている。
今年か来年か再来年か、
日本競馬は凱旋門賞を制する時が必ずくると確信しているからだ。
そんな冷静と情熱のあいだ的な目を持っているのも理由がある。
今年もチャンスだと思っているけれど、
やっぱり凱旋門賞を制するのは武豊であってほしいと、思っている。
だから武さんのいない凱旋門賞は盛り上がりきれない。
(去年とんねるずの石橋貴明が言っていたことを、そのまま書くけれど)
「凱旋門賞を日本馬で日本の騎手で・・・
競馬ファンはみんな武豊に勝って貰いたいと思ってる。」
そんな風に思っている人は実際多いんじゃないかと思う。
これだけのチャンスに武さんがいないのはさびしい。
別に武豊信者ではないけれど、やっぱり日本競馬の象徴は武さんだ。
それ故にオールジャパンの今年の布陣も若干物足りない。
勝ってほしい、と願う反面、
凱旋門賞日本人初制覇ジョッキーが
武さんじゃないという寂寥感があるのも事実。
サッカーのワールドカップで日本が初めて出場した時に
キングカズこと三浦和良を外した時のような気分だ。
「ワールドカップに出るけどなんか寂しい」みたいな。
一般の日本人にも武さんが勝つほうがインパクトがある。
だからこそ、今年のキズナに期待していたんだけど・・・。
もう、これは言っていても仕方ない。
いずれにせよ
日本競馬が凱旋門賞を制するのは時間の問題であることは間違いない。
期待したりしなかったり、クールな感じで凱旋門賞を眺めよう。
そして勝った馬・騎手を全力で褒めちぎろうと思っていたりします。
その時は全力で手のひら返しすることをお約束します。
それが「いつか見る景色」なのです。
ヨーロッパの陣営が必要以上に警戒して、
日本中が凱旋門賞発走前から「勝つのでは?」とドキドキワクワクする。
そして各国で行われる前哨戦の結果に一喜一憂する。
「○○が負けた」「○○が回避する」という
欧州の有力馬の動向に耳目を傾け、「これなら勝てる」と確信する。
多くの競馬ファンがそうだったかもしれないし、
江戸川自身も間違いなくそうだった。
昨年、一昨年の江戸川も「ライバルはこれかなぁ」
なんて思いながら凱旋門賞を眺めていても、心のどこかで、
「ついに勝てるんじゃないか」とドキドキワクワクしていた。
実際、オルフェーヴルが凱旋門賞に初めて挑戦したときも、
ゴール前の1Fまでは「勝った」と思ったし、
去年もキズナがニエユ賞で
イギリスダービー馬・ルーラーオブザワールドを下した時も、
オルフェーヴルがフォワ賞で楽勝した時も
「今年は勝てる」と思ってしまったけれど、
蓋を開けてみれば、トレヴに圧勝されてしまった。
今年もすでにご存じのとおり3頭の日本馬が出走します。
それに伴って、
ヨーロッパの競馬情報も漏れ伝わってきてます。
昨年日本競馬ファンのすべての希望を打ち破り圧勝したトレヴは
古馬になってからパッとせず、前哨戦もさっぱり。
ドイツダービーを圧勝して、
日本でも話題になったシーザムーンは故障して引退。
アイルランドの馬だけど、
アイルランドとイギリスの2か国のダービーを勝った
名前がオーストラリアという複雑な名前の馬も結果的に回避。
ブックメーカーによっては
敗戦続きのトレヴが一番人気になっているところもあり、まさに混戦状態。
欧州人から見れば未知数の日本馬がどんどん人気を集め始めている状況。
しかし彼らはどんな目で日本馬を見ているのだろう?
ハープスター → 薬で凱旋門賞を失格になった馬の仔。
ゴールドシップ → 今年もきた「ステゴ×マック」とかいう極東の謎血統。
ジャスタウェイ → 欧州の競馬ファン「母父トニービン?懐かしいな!」
きっとこんな印象だろう(かなり主観)
しかし、日本の競馬ファンはそんなことはお構いなしに、今年も期待する。
「世界一のジャスタウェイがいるし」
「重い馬場はゴールドシップ得意だし」
「ハープスターは3歳で斤量軽い」
いつか見た景色。
去年もこんな景色だった気がする。
フランスのスポーツ紙も
凱旋門の前を勇敢に駆けるオルフェーヴルの写真をカラーで掲載していた。
毎年「今年こそ極東の島国に欧州の誇り・凱旋門賞を持って行かれる」と
覚悟を決める欧州の競馬ファンもこの盛り上がりは
精神衛生上よくないのかもしれないけれど、
「今年こそ勝てるかも」と興奮を絶頂に持って行って、
悲しい現実を突きつけられるという
日本の競馬ファンもこの盛り上がりは精神衛生上よくない。
今年も凱旋門賞制覇を期待している江戸川乱舞だけれど、
あえて過剰な期待はせずにクールに紳士的に今年の凱旋門賞を眺めている。
今年か来年か再来年か、
日本競馬は凱旋門賞を制する時が必ずくると確信しているからだ。
そんな冷静と情熱のあいだ的な目を持っているのも理由がある。
今年もチャンスだと思っているけれど、
やっぱり凱旋門賞を制するのは武豊であってほしいと、思っている。
だから武さんのいない凱旋門賞は盛り上がりきれない。
(去年とんねるずの石橋貴明が言っていたことを、そのまま書くけれど)
「凱旋門賞を日本馬で日本の騎手で・・・
競馬ファンはみんな武豊に勝って貰いたいと思ってる。」
そんな風に思っている人は実際多いんじゃないかと思う。
これだけのチャンスに武さんがいないのはさびしい。
別に武豊信者ではないけれど、やっぱり日本競馬の象徴は武さんだ。
それ故にオールジャパンの今年の布陣も若干物足りない。
勝ってほしい、と願う反面、
凱旋門賞日本人初制覇ジョッキーが
武さんじゃないという寂寥感があるのも事実。
サッカーのワールドカップで日本が初めて出場した時に
キングカズこと三浦和良を外した時のような気分だ。
「ワールドカップに出るけどなんか寂しい」みたいな。
一般の日本人にも武さんが勝つほうがインパクトがある。
だからこそ、今年のキズナに期待していたんだけど・・・。
もう、これは言っていても仕方ない。
いずれにせよ
日本競馬が凱旋門賞を制するのは時間の問題であることは間違いない。
期待したりしなかったり、クールな感じで凱旋門賞を眺めよう。
そして勝った馬・騎手を全力で褒めちぎろうと思っていたりします。
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それが「いつか見る景色」なのです。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円
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2022年現在24,393,950円
11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
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