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江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2014-07-10 ラムタラ死す
七夕の翌日「神の馬・ラムタラ死去」の報に触れました。
ラムタラは江戸川の競馬人生の中で最初に触れた世界的な名馬の1頭です。
生涯成績は英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞を含む4戦4勝。
こんな名馬が日本にいたことを
私達は記憶して生き続けなければならないでしょう。
ラムタラが話題になった時期の日本競馬というのは、
オグリキャップブームは過ぎ去ったものの、
トウカイテイオー・ナリタブライアンを始めとするスターホースの存在だけでなく
サブカルチャーとしてゲームやマンガの世界でもクローズアップされており、
一般の人々にもかなり深く浸透していた頃。
折しもサンデーサイレンス旋風真っ只中。
社台1強状態になり始め、そこへさらに外国産馬が幅を利かせ、
外国産馬の出走可能なレースも拡大方向。
日高の生産者たちが自分たちの未来に危機感を募らせ、
神の馬・ラムタラの購入を決意したわけです。
社台ファームの物量に後押しされ、
サンデーサイレンス産駒は圧倒的な活躍をしていますし、
NHKマイルCなどの創設により、
それまで様々なハンデキャップを負わされていた良質な外国産馬に
G1レース出走の門戸が開かれ始めた頃。
これまで何かと守られてきた立場の
中小生産者たちが徐々に立場が弱くなり始め、
自らの未来を切り開くための起爆剤として、
ラムタラに白羽の矢を立てた彼ら。
「ラムタラが日本に来る」
そのニュースに触れてからかなりの月日が経ちますが、
当時の江戸川少年にはそんな背景はわかるわけも無く、
単純に「凄い馬が来るみたいだ」と、胸を躍らせていたわけです。
もちろん、ラムタラ導入の背景やそれに対する
様々な立場からのバッシングがあったのを知ったのは大人になってから。
「ラムタラの仔って全然ダメだよな」
私の周りでも競馬新聞で
ラムタラ産駒を見かけるたびにそういう話題になっていました。
私もその度に
「メイショウラムセス(富士S)くらいしかイメージないわ」
と答えていました。
事実メイショウラムセス云々よりも
メイショウラムセスの母、メイショウヤエガキの方に思い入れがあって、
そのメイショウヤエガキにラムタラを付けで生まれたのが
メイショウラムセスというイメージでした。
「ラムタラは失敗種牡馬だった」という認識に私自身もなっていましたし、
事実2006年にはイギリスに買い戻されています。
最近ではゲームの中でしか出会わない存在のラムタラでしたが、
孫の2011年にヒルノダムールが天皇賞・春を勝ち、
2012年には江戸川の好きだった
ジェニュイン産駒のメイレディが兵庫ダービーを勝ち、
グランダムジャパン3歳シリーズを優勝。
母の父として再び、江戸川の前に現れてきたラムタラ。
メジロマックイーンが母の父としてブレイクした経緯もあったので、
もしかすると、ラムタラもサンデーサイレンス産駒と配合次第では・・・
なんて淡い想いを抱き始めた矢先の訃報。
もしラムタラがヨーロッパに留まっていればどうなったのだろうか、
そんな事を考えないわけではありませんが、
「日本に来ない方がよかった」と、
後世に言われないような馬が今後出てくることを願うのみです。
ニジンスキーの最高傑作・ラムタラ。
毎年、ニジンスキーの血を持つ馬が活躍する七夕賞。
ラムタラの事を思いながら、
レースを観戦する週末になりそうです。
ラムタラは江戸川の競馬人生の中で最初に触れた世界的な名馬の1頭です。
生涯成績は英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞を含む4戦4勝。
こんな名馬が日本にいたことを
私達は記憶して生き続けなければならないでしょう。
ラムタラが話題になった時期の日本競馬というのは、
オグリキャップブームは過ぎ去ったものの、
トウカイテイオー・ナリタブライアンを始めとするスターホースの存在だけでなく
サブカルチャーとしてゲームやマンガの世界でもクローズアップされており、
一般の人々にもかなり深く浸透していた頃。
折しもサンデーサイレンス旋風真っ只中。
社台1強状態になり始め、そこへさらに外国産馬が幅を利かせ、
外国産馬の出走可能なレースも拡大方向。
日高の生産者たちが自分たちの未来に危機感を募らせ、
神の馬・ラムタラの購入を決意したわけです。
社台ファームの物量に後押しされ、
サンデーサイレンス産駒は圧倒的な活躍をしていますし、
NHKマイルCなどの創設により、
それまで様々なハンデキャップを負わされていた良質な外国産馬に
G1レース出走の門戸が開かれ始めた頃。
これまで何かと守られてきた立場の
中小生産者たちが徐々に立場が弱くなり始め、
自らの未来を切り開くための起爆剤として、
ラムタラに白羽の矢を立てた彼ら。
「ラムタラが日本に来る」
そのニュースに触れてからかなりの月日が経ちますが、
当時の江戸川少年にはそんな背景はわかるわけも無く、
単純に「凄い馬が来るみたいだ」と、胸を躍らせていたわけです。
もちろん、ラムタラ導入の背景やそれに対する
様々な立場からのバッシングがあったのを知ったのは大人になってから。
「ラムタラの仔って全然ダメだよな」
私の周りでも競馬新聞で
ラムタラ産駒を見かけるたびにそういう話題になっていました。
私もその度に
「メイショウラムセス(富士S)くらいしかイメージないわ」
と答えていました。
事実メイショウラムセス云々よりも
メイショウラムセスの母、メイショウヤエガキの方に思い入れがあって、
そのメイショウヤエガキにラムタラを付けで生まれたのが
メイショウラムセスというイメージでした。
「ラムタラは失敗種牡馬だった」という認識に私自身もなっていましたし、
事実2006年にはイギリスに買い戻されています。
最近ではゲームの中でしか出会わない存在のラムタラでしたが、
孫の2011年にヒルノダムールが天皇賞・春を勝ち、
2012年には江戸川の好きだった
ジェニュイン産駒のメイレディが兵庫ダービーを勝ち、
グランダムジャパン3歳シリーズを優勝。
母の父として再び、江戸川の前に現れてきたラムタラ。
メジロマックイーンが母の父としてブレイクした経緯もあったので、
もしかすると、ラムタラもサンデーサイレンス産駒と配合次第では・・・
なんて淡い想いを抱き始めた矢先の訃報。
もしラムタラがヨーロッパに留まっていればどうなったのだろうか、
そんな事を考えないわけではありませんが、
「日本に来ない方がよかった」と、
後世に言われないような馬が今後出てくることを願うのみです。
ニジンスキーの最高傑作・ラムタラ。
毎年、ニジンスキーの血を持つ馬が活躍する七夕賞。
ラムタラの事を思いながら、
レースを観戦する週末になりそうです。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
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