2014-03-13 ​夜遊びしようぜ

​ 本来なら地方競馬スピリッツで書くべき話なのかもしれませんが、
非常にタイムリーな話題なので、コメントを。

そもそもこのコラムの意味は

「話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む」

という事が趣旨なのですからＯＫでしょう。


ＴＣＫ（大井競馬）が新年度のイメージキャラクターを
俳優の三浦春馬にしたと発表したのが12日の水曜日。

野郎の江戸川的には香里奈のままでよかったのに・・・。

南関のキャスティングはセンスが良くて好きなんですけどね。

川崎競馬の磯山さやかのキャスティングなんて、
川崎の街のイメージと磯山さやかのイメージが
江戸川の中でリンクしすぎてて、
思わず納得してしまうキャスティング。

もう向こう１５年磯山さやかでＯＫなレベルです。


話が逸れました。


イメージキャラクターに三浦春馬を据えたＴＣＫの目論見。
それは20歳から30代の女性を大量に呼び込みたいという気持ちの表れですね。

そういう目的があるなら
ＴＣＫのキャスティングはやはりグッジョブと言わざるをえません。

イケメン俳優がイメージキャラクターだろうがなんだろうが、
従来からの競馬ファンは
競馬場に行かない・馬券を買わないという選択肢は無いでしょうし、

ベッピンさんが見れればいいけど、
いないならいないで馬券に集中できる層は
そもそもほっといて大丈夫なわけです。

大事なのは新規客。

ウン十年ほど前にＪＲＡがレジャー路線に切り替えてから、
競馬場から馬券オヤジは一蹴されて久しいですが、
その波はついに地方競馬の盟主・ＴＣＫにも波及したという印象です。

そういう意味では馬券購入層に媚びない決意の表れである
三浦春馬起用はグッドな選択と言えるでしょう。

そして来年度のキャッチコピーは「夜遊びしようぜ」。
ナイター開催のあるＴＣＫらしいキャッチコピーですね。

三浦春馬にＣＭで「夜遊びしようぜ」なんて言われたら、
Ｆ１層（20～34歳の女性のこと）にはタマラナイ効果があるでしょう。

仮に江戸川がＣＭで「夜遊びしようぜ」なんて言ったとしても
Ｍ１層（20～34歳の男性）にすら受け入れられるかどうかわかりませんし、
「どこに飲みに行くんだ」くらいにしか思われませんし、

坂口憲二がＣＭで「夜遊びしようぜ」なんて言ったら、
歌舞伎町二丁目住人が大歓喜レベルです。

とにかく来年度のＴＣＫは大きな転換期を迎えそうです。

競馬の興行的にも昨年行われた
日韓交流競走は今年も継続される予定。

昨年は大井ＶＳ韓国でしたが、今年は南関ＶＳ韓国になる様子。
この動きは今後、各地の地方競馬場に波及していくといいかもしれません。
興行の目玉的なイベントは必要ですから。

組織が小さい分、ＪＲＡと比べて小回りの利く利を生かして、
先々を見据えた経営を行っているＴＣＫ。

地方競馬で唯一の「Ｇ表記」ができる東京大賞典を始め、
中央馬にとっても重要なレースを多く抱えており
競馬を盛り上げることに一生懸命なＴＣＫをこれからも注目したいですね。

私は馬券も買って応援します。

ＪＲＡ銀行もＴＣＫ銀行もなかなか思うように
預金を下せないのが悩みの種ですが。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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