話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2014-02-27 ​外車にあこがれた時代があった

​ <p> <span class="red b">アーリントンCのイメージと言えば、<br /> 外国産馬が勝ちまくっていたイメージしかありません。</span> </p> <p> 日本競馬のレベルが上がり、<br /> 今の種牡馬の大半は父内国産馬なので </p> <p> 「○外(マルガイ)」の活躍馬を見かける機会も減りましたが、<br /> サンデーサイレンス以前、サンデーサイレンス直後は </p> <p> <span class="b">クラシックなどのG1には外国産馬は出走できず、<br /> 一部のレースには出走制限がかかっていた時代。</span> </p> <p> <span class="red b">冬から春への変わり目に行われるアーリントンCといえば<br /> 不遇な扱いを受けていた外国産馬の為のレースというイメージが<br /> 未だに江戸川にはあります。</span> </p> <p> <span class="b">エイシンバーリン</span>、<span class="b">スギノハヤカゼ</span>、<span class="b">ブレーブテンダー</span>・・・<br /> サンデーサイレンス産駒登場直後にアーリントンCを勝った馬は全て外国産馬。 </p> <p> いずれも快速で鳴らした馬と言うイメージですね。<br /> </p> <p> そして2000年代に入るとエイシンプレストン</span>、<br /> <span class="b">ダンツフレーム</span>、<span class="b">タニノギムレット</span>、<span class="b">ウインクリューガー</span>らの名前が。 </p> <p> <span class="big-s">これらは全てG1馬ですね。</span> </p> <p> <span class="b">エイシンプレストン</span>は外国産馬ですが、<br /> <span class="b">ダンツフレーム</span>以降は内国産馬の名前が圧倒的に多くいなります。 </p> <p> たしかに2000年頃を境に・・・<br /> つまり<span class="b">グラスワンダー</span>や<span class="b">エルコンドルパサー</span>、<span class="b">アグネスデジタル</span>を境に </p> <p> <span class="b">サンデーサイレンス</span>の勢いに押され、<br /> 一気に外国産馬の勢いが無くなり、<br /> アーリントンCもNHKマイルCやクラシックを目指す馬の<br /> スレップレースとして生まれ変わった感じがあります。 </p> <p> 江戸川が競馬を見た頃に活躍した<br /> <span class="b">タイキブリザード</span>や<span class="b">ヒシアマゾン</span>、<span class="b">エイシンワシントン</span>のような外国産馬は息を潜め、 </p> <p> クラシック路線を見渡せば、 </p> <p> <span class="red b">サンデーサイレンス産駒<br /> サンデーサイレンス産駒<br /> サンデーサイレンス産駒<br /> たまにブライアンズタイム産駒</span> </p> <p> のような構図が何年も続きましたからね。 </p> <p> わざわざ海外に馬を買いに行かなくても、<br /> 国内の馬で走る馬がどんどん増えていった時代です。 </p> <p> その頃から「○外(マルガイ)」という言葉が無くなっていき、<br /> かつて「○外(マルガイ)ダービー」と呼ばれたNHKマイルCは </p> <p> クロフネを最後に外国産馬の優勝はありません。 </p> <p> その理由は外国産馬にもクラシックレースが解放されたことや<br /> 近年では馬の距離適性に合わせたレース選択をする陣営も増えたことが<br /> 影響しているのは言うまでもありませんが、<br /> 外国産馬で重賞やG1を勝ちまくる馬が<br /> 合わせて減ってしまったのも時代の流れでしょう。 </p> <p> <span class="red b">今年のアーリントンCもミッキーアイルという快速馬が有力候補。</span> </p> <p> 日本競馬のレベル向上に一役も二役も勝ったサンデーサイレンスの孫。<br /> とくに今の日本競馬を支えるディープインパクトの仔。 </p> <p> それだけのスピード、どれだけ他を圧倒するかが見ものではありますが、<br /> そんな中に1頭、外国産馬を発見。<br /> エイシンブルズアイというアメリカ産馬です。 </p> <p> 「エイシン」の冠名で外国産馬で、アーリントンCといえば、<br /> <span class="b">エイシンバーリン</span>、<span class="b">エイシンキャメロン</span>、<span class="b">エイシンプレストン</span>の3頭が<br /> 優勝しているレースですが、 </p> <p> 今年の<span class="b">エイシンブルズアイ</span>に、<br /> そんな90年代の名残を垣間見てしまいました。 </p> <p> 強い外国産馬に内国産馬が挑んだ時代から<br /> 一転して、強い内国産馬に外国産馬が挑む時代に。 </p> <p> そんな時代の変化を垣間見ることのできるアーリントンC。 </p> <p> <span class="red b">心の中ではディープインパクト産駒だろうと思っていますが、<br /> どことなく外国産馬贔屓になっている江戸川もいたりするのです。</span> </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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