話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2013-11-14 ​サイン競馬、侮れず

​ <p> 往年の(?)競馬ファンならご存知の方も多いと思いますが、<br /> <span class="big-s">高本公夫という人物をご存知でしょうか?</span> </p> <p> 知らない方の為に簡単に説明すると・・・ </p> <p> <span class="b">「サイン(暗号)競馬理論の元祖」</span>と言える方で<br /> <span class="red b">「タカモト式」</span>と呼ばれる予想法の元祖。<br /> 一時期ブームだったようです。 </p> <p> サイン競馬理論とはニュースや話題の事象、暗号などから<br /> 競馬を予想する予想法です。その元祖ともいえるのが高本公夫さん。 </p> <p> 私も詳しくは知りませんが、競馬を見始めた小学生の頃、<br /> 競馬熱の盛り上がっていた父親が何冊か買ってきて、<br /> 熱心に読んでいた時期がありました。確か95年ごろの話です。 </p> <p> その「タカモト式」で父親が<br /> どこまで本気で馬券を買っていたのかどうかは定かではありませんが、<br /> ご執心だったのは間違いない話。 </p> <p> いまだにその「理論」がいくつか記憶に残っていますから・・・。 </p> <p> ただ当時は競馬もそこまでわかっておらず、<br /> 競馬ゲーム中心の当時の私にとってはそこまで執心するものではなく、<br /> その何冊かの本についているマンガを読む程度の代物。 </p> <p> 本自体は活字が中心でちょっとしたエピソードが<br /> マンガになっているスタイルで、今でも記憶に残っている話がマイルCSの話。 </p> <p> 記憶に残っているのは<br /> 息子の高本達矢さんの本かどうかも忘れてしまいましたが、 </p> <p> そのマンガの中で高本公夫さんが<br /> <span class="red big-s">「マイルCSは、海に関連する名前の馬が来るんだよ」</span><br /> と、話している姿が印象的でした。<br /> (すごい曖昧な記憶ですが) </p> <p> 小学生の時の江戸川はその話を聞いて<br /> <span class="red b">「馬名で勝つ馬がわかるとか、そんなバカな(笑)」</span>と思ったものですが、<br /> 記憶に残っているくらいなので妙な説得力はあったのでしょう。 </p> <p> マイルCSは正式名称<span class="b">「マイルチャンピオンシップ」</span>。 </p> <p> 高本公夫さんは「シップ」の部分に着目していて<br /> <span class="b">「シップ=船(ship)」</span>ということから、<br /> <span class="red b">海に関連する名前の馬が来る</span>という根拠を持っていたようで、<br /> それを基に予想すればマイルCSは当たる、と書いてありました。 </p> <p> 実際に90年の勝ち馬パッシングショットは<br /> パッシングシ「ョット」の部分がヨットになっていたわけですし、<br /> 93年のシンコウラブリイはシン「港」ラブリイ。 </p> <p> そして91、92年と連覇した<span class="b">ダイタクヘリオス</span>の場合は騎手の名前が岸滋彦。<br /> 岸と言えば海や川の近くにあるもの。 </p> <p> 実際に「タカモト式」の本を基に検証を行ったら、<br /> 確かに海の要素を持つ馬が、当時来ていた様子。 </p> <p> 小学生の時、既に人間的に冷めていた私は<br /> <span class="b">「もはや岸はこじつけだろ・・・」</span>と思いましたが、 </p> <p> 割と真面目に書かれていて、本を買ってきた父親は納得の様子。<br /> 確かにめちゃくちゃ読み込んでいました。<br /> (私はこのあたりでうさん臭くなって話半分で聞いていましたが) </p> <p> 「94年に勝ったノースフライトに海は関係ない」という指摘が<br /> マンガの中でされていたように記憶していますが、 </p> <p> ここの部分に関してもしっかり反論されていて、<br /> 94年のマイルCSの広告だかなんだかに<br /> 「究極の〜」というような文言が入っていて、<br /> この「極」というのがキーワードだと書いてありました。 </p> <p> <span class="b">「極と言えば北極と南極。<br /> だから馬名に北とか南とかの方角のついた馬名は要注意」</span><br /> とも書いてあり、<span class="b">94年にノースフライトが勝ったのは必然、</span>と書いてありました。 </p> <p> 今、思い出せば、この「タカモト式」を<br /> 父親は結構信じていたかもしれません。 </p> <p> JRAのレースごとの広告を調べるためには、<br /> 当時はインターネットなんてないので、スポーツ新聞の広告が頼り。 </p> <p> そういった広告が出るたびに<br /> 当時、近所に住んでいた某JRAジョッキーの父親と検証していました。 </p> <p> 小学生ながら完全に「タカモト式」に心酔する父親と<br /> 一線を画して競馬を楽しんでいましたが、 </p> <p> サイン競馬熱冷めやらぬまま迎えた95年のマイルCS。 </p> <p> 新聞を見る私が「海関連の馬名無いね」と話すと、<br /> 残念がるはずの父親はなぜかしたり顔。 </p> <p> <span class="b">父「<span class="red big-s">トロットサンダーが来る</span>」</span> </p> <p> <span class="b">江「なんで?」</span> </p> <p> <span class="b">父「<span class="red b">トロってついてるだろ、刺身の。魚の。トロットサンダーだ</span>」</span> </p> <p> <span class="b">江「ふーん(まじか。本気ならあぶねーなこの父親は。)」</span> </p> <p> 実際にレースが始まって、ゴールして驚愕。 </p> <p> <span class="b">父「な!?トロットサンダーだったろ?」</span> </p> <p> <span class="b">江「タカモト式すげー!(トロ食える!?)」</span> </p> <p> この年のマイルCSは2着に<br /> 16番人気のメイショウテゾロが入って馬連10万馬券の大波乱。 </p> <p> <span class="b">江「当たったの?」</span> </p> <p> <span class="b">父「いや、外れた。」</span> </p> <p> <span class="b">江「え?」</span> </p> <p> <span class="b">父「さすがにメイショウテゾロはなぁ・・・」</span> </p> <p> <span class="b">江「Oh...(単勝にしとけば・・・)」</span> </p> <p> さすがに馬連10万馬券を取り損ねたショックは大きかったのか、<br /> これ以降父親の「タカモト式」への熱は徐々に下がっていた様子でしたが、 </p> <p> <span class="red b">「マイルCSは海関連の馬名で勝負。」</span> </p> <p> 覚えておくといいことがあるかもしれません。<br /> (02年のトウカイ(=海)ポイントで馬券を取ったという話は聞いていませんが) </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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