話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2013-10-10 ​負けただけじゃない凱旋門賞

​ <p> もはやいろんな媒体で、いろんな著名人が、<br /> いろんな感想を語っている10月6日の凱旋門賞。 </p> <p> もちろん、江戸川自身もテレビの前で応援。<br /> 日本馬の勝利を信じて応援していました。 </p> <p> <span class="b">「勝つならオルフェーヴル、勝って欲しいのはキズナ」</span><br /> 本音を言えば、こんな感じ。 </p> <p> 実利の話をすると、JRAが現在行っている<br /> 「みんチョイ」では<span class="b">「日本馬以外が優勝」</span>にベットし、<br /> 馬券買うなら、<span class="b">トレヴの単勝</span>という非国民的な動きもしていたりしました。 </p> <p> 言い訳をさせてもらうと、<br /> 気持ちが盛り上がっている時に日本馬を全力で応援すると<br /> (江戸川のせいで)負けてしまいそうだったので、<br /> 援護射撃する意味で逆を行ったら、<br /> 願っていた方向と逆の結果になってしまい・・・ </p> <p> 終わってしまった事は仕方ないですが、<br /> そんな想いを抱えながら<br /> レース中は終始、<span class="red b">勝って欲しいと思っていたキズナばかり見ていました。</span> </p> <p> レース前は </p> <p> <span class="b">「オルフェーヴルが徹底マークにあって、<br /> 進路が無くなって、モゴモゴしているところを、大外一気するキズナ」</span> </p> <p> という青写真を江戸川なりに描いていました。 </p> <p> 実際、フォルスストレート〜直線で外から順位を上げていくキズナを見て、 </p> <p> <span class="big-s red">「うおおおおお!!!武さんきたぁぁぁ!!!!!」</span> </p> <p> と、思ってましたけど、 </p> <p> その上がっていくキズナの横に見慣れた勝負服が・・・ </p> <p> <span class="b">「ん?・・・あれ、オルフェーヴルじゃん?」</span> </p> <p> 随所で指摘されているんで、今さら自分が言う事でもないのですが、 </p> <p> <span class="red b">「武豊の本気を見た。」</span> </p> <p> 素直にそう思いました。 </p> <p> この20年間、日本競馬を引っ張ってきた男の本気。<br /> やっぱり日本人&日本馬のコンビで凱旋門賞を勝って欲しい。<br /> 島国・日本の意地を見せて欲しい、という想いを自分なりに確認。 </p> <p> <span class="big-s">「キズナ、いけるでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」</span> </p> <p> と、思った束の間、 </p> <p> 圧倒的なスピードで抜け出すトレヴを視認。 </p> <p> 「やっぱりトレヴは強かったか・・・。」<br /> 個人的に強敵は回避したノヴェリストじゃなく、<br /> トレヴだと思っていただけに、直線は終始呆然。。。 </p> <p> 去年はオルフェーヴルが抜け出した瞬間、勝利を確信し、 あふれる涙を拭ったら、ソレミアに差されていた。 </p> <p> 広末涼子じゃないけれど、「Majiで勝っちゃう5秒前」の<br /> あの瞬間とは違い、ヨーロッパのMaji、<br /> 本気と書いてMajiをまざまざと見せつけられ、<br /> 悔しさも虚脱感も何もない。 </p> <p> <span class="b u">ただただトレヴの強さに感服しただけ。</span> </p> <p> ただ、オルフェーヴルもキズナも<br /> 別に全く勝負にならなかったわけじゃない。 </p> <p> 実際、オルフェーヴルとキズナの日本馬2頭に、<br /> 勝利の女神は下着をちらつかせていたはず。 </p> <p> ノヴェリストの回避も、トレヴの乗り替わりも、<br /> 日本馬2頭への追い風だと思い、調子に乗ってたら、 </p> <p> 勝利の女神がほほ笑んだのは、<br /> 日本の侍ではなくフランスの若姫。 </p> <p> 女神のツンデレっぷり百合っぷり、<br /> これこそが世界の壁・世界の層の厚さなんでしょう。 </p> <p> 改めて、そう思いました。 </p> <p> 悔しさよりも、個人的には負けて天晴れ。 </p> <p> 来年以降も、また今年以上に応援しようと心に熱く誓いつつも、<br /> <span class="red b">冷静になればそこまで悲感する内容でもないことに気付く江戸川。</span> </p> <p> 勝ったトレヴは歴史的名牝になるでしょうし、<br /> その馬相手に日本の名馬が挑んだ事実は悲しむことではありません。 </p> <p> それにオルフェーヴルの2年連続2着は立派ですし、<br /> キズナの4着もアンテロには及びませんでしたが、 </p> <p> 競馬発祥の国、本場・イギリスダービー馬の<br /> <span class="b">ルーラーオブザワールド</span>には2戦2勝。 </p> <p> 日本のダービー馬がイギリスダービー馬に<br /> 競り勝ったニエユ賞も感動モノでしたが、 </p> <p> この凱旋門賞4着は単なる凱旋門賞4着以上の価値のあるもの。<br /> しかも歴史的な。 </p> <p> 私はそう見ています。 </p> <p> 欧州馬のそれも3歳牝馬が<br /> 圧倒的に強いレースである凱旋門賞というのは、<br /> もはや周知の事実ですが、<br /> これだけでも、欧州へ遠征する日本馬にとっては厳しいもの。 </p> <p> 調整の難しい日本の3歳牝馬が<br /> 凱旋門賞に挑むことは今後に期待するしかないですが、<br /> 来年は<span class="b">ゴールドシップ</span>も凱旋門賞に出るとか出ないとか・・・ </p> <p> 須貝調教師にはついでに<br /> あの極悪馬場の札幌2歳Sを勝った<br /> <span class="b">レッドリヴェール</span>も連れて行ってほしいですね。 </p> <p> <span class="b">「今年も日本から<br /> ステイゴールドっていう馬の産駒が来た。今度こそ勝つ?」</span> </p> <p> と、ヨーロッパ人に聞かれれば、<br /> 私はこう答えるでしょう。 </p> <p> <span class="red b">「このステイゴールド産駒の2着固定の馬券を買えばいいよ」と。</span> </p> <p> <span class="b">・・・。</span> </p> <p> なんていうブラックジョークを来年は言わないで済むように、<br /> 日本競馬の挑戦を改めて、今後も応援しようと思っております。 </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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