話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2013-08-29 ​夏の北海道で見たサクラ

​ <p> 私の競馬ファンとしてのスタート地点と、<br /> <span class="b">サンデーサイレンス</span>の初年度産駒デビュー年が<br /> リンクしているのはこのコラムの中で幾度か触れてきました。 </p> <p> <span class="b">ジェニュイン、ダンスパートナー、フジキセキ、タヤスツヨシ・・・<br /> 次年度もイシノサンデー、ダンスインザダーク・・・</span> </p> <p> 数え始めればキリがありません。 </p> <p> その頃、<span class="b">サンデーサイレンス</span>の快進撃と共に、<br /> 隆盛を極めていたのが<span class="b">外国産馬</span>。 </p> <p> バブルの余波もあったのでしょう。 </p> <p> 良血なのはもちろんですが、<br /> 質の良い競走馬が次々に輸入されてきました。 </p> <p> <span class="big-s">冠名なしのカッコイイ英語名のついた競走馬</span>が続々デビューする中、<br /> <span class="big-s red">サクラ軍団の競走馬</span>だけは、当時、私の中では<span class="big-s">異色の存在</span>でした。 </p> <p> 前述した通り、競馬ファンとしてのスタート地点が<br /> 94年前後なので、サクラ軍団と言われても、 </p> <p> <span class="b">サクラチトセオー、サクラローレル</span>が印象にあるだけで、<br /> <span class="red b">サクラバクシンオーの現役時代はギリギリ知りません。</span> </p> <p> <span class="b">サクラローレル</span>は<span class="red b">英語の名前がついていたので、<br /> オシャレに感じた</span>ものですが、 </p> <p> 当時のサクラ軍団に多かった名前が<br /> <span class="big-s">「サクラ○○○オー」</span>という名前の馬達。 </p> <p> <span class="big-s">サクラチトセオー、サクラバクシンオー</span>が<br /> G1を勝っていますが、 </p> <p> <span class="b">80年代</span>まで遡ると、<br /> <span class="big-s">サクラチヨノオー、サクラホクトオー、<br /> サクラスターオー、サクラユタカオー</span>など、複数の活躍馬が並びます。 </p> <p> 彼等は80年代を代表する名馬ですが、<br /> 私が競馬を始めた90年代にもその影響は残っていて、 </p> <p> <span class="big-s">サクラセカイオー、サクラエイコウオー、<br /> サクラスーパーオー、サクラスピードオー</span>なんてのもいました。 </p> <p> さすがに<br /> <span class="big-s">サクラトウコウ</span>とか<span class="big-s">サクラショウリ</span>なんていう馬は<br /> 当時知りませんから、<span class="red b">サクラといえば、<br /> <span class="big-s red">「○○オー」と付くものだ</span>と思っていました。</span> </p> <p> サンデーサイレンスが隆盛を極め、<br /> 競馬の人気も上がりまくっていた<span class="b">00年頃、</span> </p> <p> 私のイメージの中では、<br /> サクラ軍団自体がまったく目立っていなかった時期のように感じています。 </p> <p> <span class="big-s red">サクラバクシンオー産駒</span>が当時デビューし始めた頃ですが、<br /> 特別勝ちはあるものの、重賞ではまだ足りない印象でしたし、 </p> <p> サクラ軍団の馬自体、この頃、<br /> 重賞ではあまりお目にかかれなかった気もします。 </p> <p> 私自身も、小学生から中学生、高校生になり、<br /> 誰もが経験する思春期や成長期などを経験し、 </p> <p> 大人の仲間入りをしかけていた2002年の夏の終わり、<br /> <span class="b u">1頭のサクラの馬がクラシック戦線へ狼煙を上げました。</span> </p> <p> <span class="b">当時、隆盛を極めていたサンデーサイレンス産駒の「サクラ」馬。</span> </p> <p> なんとなく異和感を感じた血統でしたが<br /> <span class="b">02年の札幌2歳Sを先頭で駆け抜けた</span><span class="red b">サクラプレジデント</span>。 </p> <p> 当時、札幌2歳Sは施行条件が現在と同じ状況で行われており、<br /> <span class="b">ジャングルポケット</span>など、<br /> 後のクラシックで活躍する馬を出し始めていたまさに出世レースでした。 </p> <p> <span class="red b">そんなレースを先頭で駆け抜けるピンクの懐かしい勝負服。</span> </p> <p> 毎週の競馬が新鮮に感じられていた頃に、<br /> テレビ中継の中で見慣れていたピンクの勝負服。 </p> <p> 時代は変わって「○○オー」とはつかなくなったけど、<br /> <span class="b">大人になりかけている自分と小さかった自分が<br /> 一瞬、同居したような感覚になったのを覚えています。</span> </p> <p> このサクラプレジデントは翌年の皐月賞で、<br /> ゴール前、<span class="b">M・デムーロ騎手の跨る<span class="red b">ネオユニヴァース</span>と<br /> 壮絶な叩き合いを演じることになります。</span> </p> <p> <span class="b">勢い余って、M・デムーロは<br /> サクラプレジデントに跨っていた田中勝騎手を叩いてしまった</span>事は<br /> 非常に有名な事件として現在も語られていますが、<br /> これはまた別の話。 </p> <p> <span class="red b">種牡馬入りしたサクラプレジデントはここ何年かで、<br /> 着実に成績を伸ばしているように感じます。</span> </p> <p> 今年は産駒が初の重賞勝ち。<br /> サクラ軍団の種牡馬として着実にその血を構成に伝えています。 </p> <p> その産駒たちに、私が昔見た<br /> <span class="b">「サクラ○○○オー」</span>という馬はもういませんが、 </p> <p> <span class="big-s">名門・サクラ軍団の新時代を<br /> 切り開く馬</span>としての活躍を心から期待しています。 </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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