話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2012-08-08 名馬の記憶は名実況とともに。
<div id="edogawa-title">
<div class="title-top">
<span class="red b">8月8日(水)</span>
</div>
<div class="title-bottom">
<span class="big-l">名馬の記憶は名実況とともに。</span>
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<div class="text">
<p>
ロンドンオリンピック、<br />
日本選手団の健闘が本当に目立ちます。<br />
中でも「何十年ぶり」とか「史上初」とか・・・<br />
応援する側にとっては非常に気持ちのいい結果が出ており、<br />
本当に毎日元気を与えてもらっています。<br />
</p>
<p>
あまり注目されていなかった競技で好成績が出たり、<br />
逆に期待されながらも結果が出ないという、現実。<br />
こういった様々なドラマがオリンピックと言う舞台の厳しさを<br />
よりリアルに私達に伝えてくれます。<br />
</p>
<p>
個人的には日本選手団には<br />
最後まで頑張って欲しいと心から願っています。<br />
</p>
<p>
さて、<br />
そんなスポーツ中継に必ず必要なのが<br />
<span class="b">アナウンサーの実況</span>という存在だと思います。
</p>
<p>
時に冷静に、時に熱く、臨場感たっぷりに会場の空気、<br />
熱戦の様子を私達に伝えてくれます。<br />
</p>
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最近は競馬実況する姿を見る事が少なくなりましたが<br />
競馬の実況と言えば、<span class="red b">杉本清さん</span>が代表格です。<br />
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杉本清さんは元関西テレビのアナウンサーで、<br />
数々の名実況を私達に残してくれました。<br />
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<p>
特に宝塚記念の代名詞と言ってもいい<br />
<span class="big-s">「あなたの、そして私の夢が走っています」</span>という表現は、非常に有名です。<br />
</p>
<p>
ファン投票で上位の馬だけに与えられるグランプリ出走権。<br />
その出走権には競馬ファンの色々な思いが詰まった<br />
1票から成り立っています。<br />
どんなに相手が強くても、どんなに条件が合わなくても、<br />
自分の好きな馬が先頭でゴールを駆け抜ける瞬間というのは、<br />
競馬ファンにとっては非常に嬉しい夢の瞬間です。<br />
そんな一途な想いがファン投票の1票には込められています。<br />
</p>
<p>
そんな中で「あなたの、そして私の夢が走っています」という表現は<br />
<span class="b u">本当に見事な、的確な表現ではないでしょうか。</span><br />
</p>
<p>
杉本アナはレース直前に必ず「私の夢は・・・」と推奨馬を上げるのですが、<br />
残念ながら杉本アナの夢は凡走しまくっていた記憶しか個人的にはありません。<br />
</p>
<p>
しかし、<br />
それもまた競馬ファンの悲哀と言うか現実と言うか楽しみと言うか、<br />
共感できる部分が大きいからこそ、<br />
宝塚記念の代名詞にまでなったのではないかと思います。<br />
</p>
<p>
それに杉本アナウンサーは<br />
関西のレースを中心に沢山の名実況を残していらっしゃいますが、<br />
個人的に印象深いのが87年菊花賞で<br />
<span class="b">サクラスターオー</span>が勝ったレースでの名実況<br />
<span class="big-s">「菊の季節に桜が満開!」</span>や、<br />
<span class="b">ナリタブライアン</span>が三冠を取った菊花賞でも、<br />
クラシックは1冠だけで前週の天皇賞・秋の競走中に<br />
屈腱炎になり引退を余儀なくされたビワハヤヒデの事を想い<br />
<span class="big-s">「弟は大丈夫だ!弟は大丈夫だ!弟は大丈夫だ!<br />
10年ぶり、10年ぶりの三冠馬!」</span>などですが、<br />
これ以外にも数々の名言を残してらっしゃいます。<br />
</p>
<p>
その杉本アナウンサーの後輩で<br />
<span class="red b">馬場鉄志アナウンサー</span>と言う方がいらっしゃいますが、<br />
この方も個人的には大好きなアナウンサーの1人です。<br />
</p>
<p>
競馬だけでなくマラソンなどのスポーツ実況を担当されていた方なのですが、<br />
この馬場アナウンサーの名実況と言えば、<br />
何と言っても2005年の菊花賞ではないでしょうか。<br />
あの<span class="b">ディープインパクト</span>が三冠を制覇した時の実況です。<br />
</p>
<p>
競馬が一般化されて約15年以上が経ち、<br />
若い競馬ファン達はゲームやマンガの影響で<br />
「日本の馬が世界で戦う」という事を夢見ていた頃に現れた三冠馬。<br />
今と違いなかなか海外遠征は一般的ではありませんでしたし、<br />
ましてクラシックを勝った馬が世界へというのは当時、かなり異例でした。<br />
テイエムオペラオーは期待されながら結局海外遠征しなかったですし、<br />
クラシックに縁の無かった馬が多く遠征していた時代です。<br />
</p>
<p>
そんな時代背景の中、<br />
ディープインパクトの走りで「世界」を意識した競馬ファンは<br />
本当に多かったと思います。<br />
</p>
<p>
その菊花賞は本当にディープインパクトらしいレースだったように思いますし、<br />
個人的にも非常に強く印象に残っているベストレースです。<br />
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<p>
<span class="big-s">「一番外から、一番外からディープインパクト!ムチが入った武豊!<br />
捕らえた!捕らえた!捕らえました!あと100m!アドマイヤジャパン粘る!<br />
しかし先頭はディープインパクトだ!<br />
世界のホースマンよ見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ!ディープインパクト!!」</span><br />
</p>
<p>
終始、完璧な騎乗を見せた武豊のライバル横山典弘のアドマイヤジャパン。<br />
名牝ブエナビスタの兄でもある同馬を軽やかに抜き去っていくその姿。<br />
稀代の大種牡馬サンデーサイレンスが晩年に残した傑作・ディープインパクトは、<br />
本当に<span class="red b">世界の大きなレースを勝つ事が出来ると確信させてくれるような走り</span>でした。<br />
</p>
<p>
あれから7年が経ち、<br />
今や日本競馬の世界挑戦は珍しい事では無くなりましたし、<br />
昨年はついにドバイWCを制するほど、<br />
日本競馬のレベルは高くなりました。<br />
</p>
<p>
今秋も<span class="b">オルフェーヴル</span>が凱旋門賞へ挑戦します。<br />
そんなオルフェーヴルの父:ステイゴールドも<br />
日本産日本調教馬による国外での国際G1初勝利を収めた歴史的な1頭で、<br />
オルフェーヴルには競馬の最高峰:凱旋門賞制覇の期待がかかっています。<br />
</p>
<p>
今思えば、ドバイWCの<span class="b">ホクトベガ</span>の存在も忘れる事が出来ません。
</p>
<p>
残念ながらそのレースで競走中止の後、<br />
安楽死処分となってしまいますが、彼女が最初に脚光を浴びたエリザベス女王杯。<br />
</p>
<p>
当時、牝馬三冠の期待がかかる関西馬・ベガに対して、<br />
関東馬ホクトベガは9番人気。<br />
低評価であった事は否定できませんが、<br />
この時にホクトベガは最内を強襲し、そのまま伸びて優勝。<br />
</p>
<p>
この時の実況が前述の馬場アナウンサーで<br />
<span class="big-s">「ベガはベガでもホクトベガ!東の一等星、北斗のベガです!」</span>という<br />
名実況を生んでいます。<br />
</p>
<p>
その後、ホクトベガはダート戦線に転向し、7連勝。<br />
2009年にウオッカが更新するまでの<br />
牝馬獲得賞金最高記録を保持していた名馬として今も語り継がれています。<br />
</p>
<p>
名馬には、多くのファンの想いが込められています。<br />
<span class="red big-s">そのファンの想いは、こういった名実況とともに<br />
競馬ファンの心の中にいつまでも生き続けます。</span><br />
</p>
<p>
名馬の記憶は名実況とともに。<br />
</p>
<p>
テレビから伝わる映像と音声に、心を寄せてみてはいかがでしょうか。<br />
</p>
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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